このようにマタハラが横行する社会では、子供を産むことを躊躇する女性も増え、
自分の妻がマタハラを受けた男性も、第2子第3子をもうけることを断念するかもしれません。
安倍総理は「女性が輝く社会」を政策の一つにかかげ、女性閣僚を積極的に登用したりしています。
しかし、その女性閣僚もつい先日、2人が辞任に追い込まれました。
支持率を意識しての登用だったのかどうかわかりませんが、閣僚のような世間の注目を集めるポストばかりでなく、
もっと広く社会一般で働く女性たちのかけている問題、例えばセクハラや非正規雇用で働く人、それにこのマタハラなどの改善策にも気を配って、働きやすい環境を作ることにも目を向けてほしいものです。